ローン(loan)とは、銀行などの金融機関が、利息(金利)を得る目的で、会社、個人などの資金需要者に金銭を貸し出すこと。融資、借金ともいう。個人向けの小額のサービスは【キャッシング】として区別されることもある。
貸し手側から見ると債権(資産)、借り手側から見ると債務(負債)となる。 また、貸し手側を債権者、借り手側を債務者という。
【元金均等方式】
元金均等方式(がんきんきんとうほうしき)とは、借入額を返済回数で均等に割った金額(元金充当分)と、借入残高に対する利息の合計額を支払う返済方式のこと。元金充当分は毎月一定だが、利息の変動により、返済回数に応じて毎月の支払額が減少していく。
【元利金等方式】
元利均等方式(がんりきんとうほうしき)とは、毎月の支払額を一定額に設定し、内訳(元金充当分+借入残高に対する利息)のみが変化する返済方式のこと。返済当初は利息の割合が高く、返済回数に応じて元金充当分の割合が大きくなる特徴がある。
【リボルビング方式】
リボルビング方式(リボ払い)とは、借入残高かかわらず、毎月の返済額・最低支払額は一定で、借入残高によって返済回数が変動する返済方式のこと。リボルビング方式は、定められた与信限度額の範囲内であれば自由に借入が可能である。
リボルビング方式は大別すると定額方式、定率方式、残高スライド方式に分類される。
おまとめローンとは、信販会社・銀行などが多重債務者に低金利で融資を行っているローン商品である。
1990年代にいわゆるバブル経済が崩壊したことによって消費者金融が急速に成長し、また日本長期信用銀行、日本債券信用銀行を始めとするいくつかの大手金融機関が債務超過によって破綻して以降、銀行が不良債権処理を加速させ貸し渋り・貸し剥がしなどと呼ばれる顧客からの融資の引き揚げを行ったため、行き場を失った債務者が複数の金融機関や場合によってはいわゆる闇金融を相手に自転車操業的に借金を重ねることを続けた結果、多重債務者が急激に増加し、2000年代には社会問題になるまでに至った。
一方で、1990年代後半から2000年代にかけての金融ビッグバンと呼ばれる銀行業に対する規制緩和政策によって、銀行の営業形態を多様にする可能性が生まれると同時に、大手行同士の合併が相次ぎ、中堅規模の銀行や後発の銀行は取扱商品に特色を出すことによって生き残りを目指すことを迫られた。
こうした中、2000年代後半からいくつかの銀行が積極的に取り扱うようになったのがいわゆるおまとめローンである。複数の金融機関に対してローン・借金がある債務者に対して、総額を一括返済するのに相当する額を融資し、長期的に自行の顧客になってもらうことをねらったものである。同様の商品は以前からあったが、あまり一般的ではなく、整理屋などと呼ばれる悪質な業者がのさばる場合さえあった。